Sirio T

「Sirio T」は、1977年に高濱和秀がデザインし、イタリアの照明ブランド Sirrah より発表された代表作のひとつです。

天井面を照らすアッパーライトとして設計されており、空間に柔らかな間接光をもたらす機能性の高さが特長です。軽量な本体は持ち運びがしやすく、上部のコンパクトなシェードは角度調整が可能です。

本品はイタリアから輸入したヴィンテージ品で、日本国内での使用にあわせてプラグとフットスイッチに変換済みです。日本仕様に変更する際に調光機能は赤のスイッチから、フットスイッチに変更しています。

ヴィンテージ品のため、画像では確認しづらい細かなキズや経年による使用感がある場合がございます。状態について気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

在庫数

1点 

仕様

素材：メタル

サイズ

W 450 × D 450 × H 1860 mm

ブランド

Sirrah（イタリア）

デザイン

高濱和秀, 1977

Kazuhide Takahama（高濱和秀）1930 - 2010
1930年、九州生まれ。東京工業大学で建築を学び、1953年に卒業。1957年、ミラノで開催された第11回トリエンナーレにて日本館の設営を担当。この際、Dino Gavina（ディーノ・ガヴィーナ）と出会い、キャリアの転機となる。

帰国前に、Gavina spaのために「Naeko」ソファをデザインし、自身初の量産デザインを手がける。帰国後は大学で教鞭をとり、建築やデザインプロジェクトのキュレーターを務めるが、ガヴィーナとの交流は続き、最終的に彼の説得を受けてイタリア移住を決意。1963年、妻ナエコ、娘カオリとともにボローニャへ渡り、定住する。

Gavina spaをはじめ、Simon、Paradisoterrestre、B&B Italia、Sirrah（後にGuzziniに統合）など、イタリアのデザイン企業と数多く協業。家具や照明デザインのみならず、屋内外の空間設計や公共施設・個人邸の改修にも携わる。代表的なプロジェクトとして、グリエルモ・マルコーニ空港のVIPラウンジのファサードや、ボローニャのバス停のキャノピーの設計がある。

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