Sacco Alato armchair
paradisoterrestre「Sacco Alato」は、1971年にディーノ・ガヴィーナが構想したプロジェクト「Ultramobile」に基づき、ロベルト・マッタがデザインした作品です。シュルレアリスムのオブジェを日常の家具に落とし込むというコンセプトを体現した、機能的なアート作品です。
「Margarita Chair」の制作過程で生まれたこの作品は、コンクリート入りの袋を鋳造し、二つに割った形が原型となっています。仮の脚として使用された道路の石が、そのままデザインの一部に取り入れられ、独自のフォルムを生み出しました。
初期プロトタイプとSimon Internationalによる極少数の生産を経て、2019年にparadisoterrestreがブロンズ版とアルミニウム版の2種類で復刻。いずれも25脚限定で、エディションナンバーとロベルト・マッタのサインが刻印されています。すべての作品には真正証明書(Certificate of Authenticity)が付属します。
仕様
素材:鋳造ブロンズまたはアルミニウム、ポリウレタンフォーム(クッション材)、シェニールベルベット(100%ビスコース / 座面、背面)
生産国:イタリア
サイズ
W 1250 × D 800 × H 670 mm
重量
ブロンズ:60 kg
アルミニウム:20 kg
バリエーション
2種類からお選びいただけます。
ブロンズ
アルミニウム
デザイン
ロベルト・マッタ, 1971
Roberto Sebastián Antonio Matta Echaurren(ロベルト・セバスティアン・アントニオ・マッタ・エチャウレン)1911 - 2002
チリ・サンティアゴ生まれの建築家・アーティスト。1934年にパリへ移り、ル・コルビュジエのもとで学んだ後、サルバドール・ダリやアンドレ・ブルトンと出会い、シュルレアリスム運動に参加する。1939年にはブルトン、マックス・エルンスト、イヴ・タンギーらとニューヨークへ移住し、1940年代には「ニューヨーク派」の代表的アーティストとして注目を集めた。特にアーシル・ゴーキーやロバート・マザウェルに大きな影響を与えた存在として知られている。
1948年にシュルレアリストたちと決別し、1953年からはローマを拠点に活動。1950年代後半には国際的評価を確立し、ロンドン、ニューヨーク、ヴェネツィア、シカゴ、ローマ、ワシントン、パリなどの主要美術館で作品が展示された。
1960年代半ばからはディーノ・ガヴィーナとの協働をスタート。「Malitte」(1966年)や「Ultramobile」コレクション(1971年)の「Margarita」「Sacco Alato」「Magritta」といったアイコニックなデザイン作品を発表した。
代表的な展覧会には、1957年のニューヨーク近代美術館(MoMA)での大回顧展、1985年のポンピドゥー・センターでの大回顧展がある。
配送方法
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ブロンズ:チャーター便
アルミニウム:家財おまかせ便
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