Canton
poltronova「Canton」は、建築家フランコ・ラッジによって1988年にデザインされた木製ベンチです。両側にマガジンや書籍、電話帳を収納できるオープンコンパートメントを備え、当時の住空間におけるエントランス用として設計されました。
その造形は、黒い線が描く二つの四角形と、それらを結ぶ水平線というグラフィック的な発想から生まれたもの。立体化されたそのかたちは、快適な座り心地よりも一時的な使用に重点を置き、抽象的かつネオプラスティックな印象を与えるデザインとなっています。
2023年、Poltronovaのアーカイブプロジェクトに基づき、ラッジとの協働で「Canton」は再編集。ポジティブ/ネガティブの関係を持つレッド×グリーン、ブルー×オレンジの2種の新しいカラーコンビネーションが加わりました。
仕様
[Canton]
素材:ブナ材(本体)、メラミン化粧板(一部)、水性塗装仕上げ
[Canton Color]
素材:着色アッシュ材突板、水性塗装仕上げ
サイズ
W 1700 × D 450 × H 750 mm
重量
46 kg
色
5色からお選びいただけます。
[Canton]
ビーチ/ブラック
[Canton Color]
レッド/グリーン
グリーン/レッド
ブルー/オレンジ
オレンジ/ブルー
デザイン
フランコ・ラッジ, 1988
フランコ・ラッジ(Franco Raggi)は、1945年ミラノ生まれの建築家・デザイナーです。1969年にミラノ工科大学で建築学の学位を取得後、デザイン誌『Casabella』の編集者や『MODO』の編集長を務め、イタリアのラディカル・デザイン運動を牽引しました。
また、ヴェネツィア・ビエンナーレやミラノ・トリエンナーレなどで展覧会を多数企画し、キュレーターとしても活躍。Fontana Arte、Cappellini、Poltronova、Luceplanなどの企業と協業し、照明器具や家具のデザインを数多く手がけています。代表作「On-Off」ランプは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品となっています。
そのほかの作品も、ポンピドゥー・センター(パリ)、FRACオルレアン、ミラノ・トリエンナーレなど、世界各地の美術館に収蔵されており、現代イタリアデザイン界における重要な存在とされています。
現在もミラノを拠点に活動を続けており、ISIAフィレンツェ校でインテリアデザインの教授を務めています。
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