Marcel Pouf
paradisoterrestre「Marcel Pouf」は、1965年に高濱和秀によってデザインされた「Marcel Collection」のひとつです。ディーノ・ガヴィーナが親友であるマルセル・デュシャンに捧げたこのコレクションは、当時の家具の常識を覆し、空間に合わせて自由に組み合わせが可能なモジュラーシステムとして誕生し、Gavina spaから発表されました。2018年にはparadisoterrestreによって復刻されました。
成形ポリウレタンとポリッシュ仕上げのアルミニウム製ブラケットによる構造は、機能性と造形美を両立。60年代のデザインシーンに新たな視点をもたらすとともに、ポップカルチャーにも大きな影響を与えました。高濱和秀は、長く愛される普遍的なデザインと、時代を超えるオリジナルなフォルムを追求しました。
仕様
素材:成形ポリウレタン、アルミニウム(ポリッシュ仕上げ)、張り地はウールまたは100%ビスコース(詳細は「張り地」セクション参照)
生産国:イタリア
サイズ
2種類からお選びいただけます。
Marcel Pouf S:W 800 × D 610 × H 350 mm
Marcel Pouf SD:W 2480 × D 610 × H 350 mm
張り地
2種類からお選びいただけます。
ウール(Kvadrat社製Divina 3):全63色
シェニールベルベット(100%ビスコース):ブルー、グリーン、ブラック、ホワイト
張り地の詳細は、以下のリンクからご確認ください。
Marcel Pouf S(PDFリンク)
Marcel Pouf SD(PDFリンク)
※カバーは取り外し不可
デザイン
高濱和秀, 1965
Kazuhide Takahama(高濱和秀)1930 - 2010
1930年、九州生まれ。東京工業大学で建築を学び、1953年に卒業。1957年、ミラノで開催された第11回トリエンナーレにて日本館の設営を担当。この際、Dino Gavina(ディーノ・ガヴィーナ)と出会い、キャリアの転機となる。
帰国前に、Gavina spaのために「Naeko」ソファをデザインし、自身初の量産デザインを手がける。帰国後は大学で教鞭をとり、建築やデザインプロジェクトのキュレーターを務めるが、ガヴィーナとの交流は続き、最終的に彼の説得を受けてイタリア移住を決意。1963年、妻ナエコ、娘カオリとともにボローニャへ渡り、定住する。
をはじめ、Simon、Paradisoterrestre、B&B Italia、Sirrah(後にGuzziniに統合)など、イタリアのデザイン企業と数多く協業。家具や照明デザインのみならず、屋内外の空間設計や公共施設・個人邸の改修にも携わる。代表的なプロジェクトとして、グリエルモ・マルコーニ空港のVIPラウンジのファサードや、ボローニャのバス停のキャノピーの設計がある。
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