Naeko Sofa
Vintage「Naeko Sofa」は、1957年に高濱和秀がデザインし、イタリアの家具メーカーGavinaから発表されました。リクライニング機構を備えた背もたれは、回転させることでデイベッドとしても使用が可能です。ミニマルな細いスチールフレームが特徴的で、脚部の先端には透明なグラスファイバーを採用し、独特の浮遊感を演出しています。
本作のデザインは、高濱が1956〜1957年にミラノの第11回トリエンナーレにおいて日本館の設営を担当するために滞在していた際に生まれました。この時にディノ・ガヴィーナと出会い、後の生涯にわたるコラボレーションのきっかけとなりました。「Naeko Sofa」は、高濱の妻ナエコへのオマージュとして名付けられた特別な作品です。
張り地は張り直し済みです。ヴィンテージ商品につき、画像では判別しづらい細かなダメージがある場合がございます。気になる点がございましたら、お問い合わせください。
在庫数
1脚
仕様
素材:スチール(フレーム)、グラスファイバー(脚部先端)、張り地(詳細不明)
サイズ
W 2250 × D 780 × H 740(SH 385)mm
ブランド
Gavina(イタリア)
デザイン
高濱和秀, 1957
Kazuhide Takahama(高濱和秀)1930 - 2010
1930年、九州生まれ。東京工業大学で建築を学び、1953年に卒業。1957年、ミラノで開催された第11回トリエンナーレにて日本館の設営を担当。この際、Dino Gavina(ディーノ・ガヴィーナ)と出会い、キャリアの転機となる。
帰国前に、Gavina spaのために「Naeko」ソファをデザインし、自身初の量産デザインを手がける。帰国後は大学で教鞭をとり、建築やデザインプロジェクトのキュレーターを務めるが、ガヴィーナとの交流は続き、最終的に彼の説得を受けてイタリア移住を決意。1963年、妻ナエコ、娘カオリとともにボローニャへ渡り、定住する。
をはじめ、Simon、Paradisoterrestre、B&B Italia、Sirrah(後にGuzziniに統合)など、イタリアのデザイン企業と数多く協業。家具や照明デザインのみならず、屋内外の空間設計や公共施設・個人邸の改修にも携わる。代表的なプロジェクトとして、グリエルモ・マルコーニ空港のVIPラウンジのファサードや、ボローニャのバス停のキャノピーの設計がある。
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